2014年11月11日火曜日

元朝日記者家族らへの中傷、参院法務委員会で上川法相「あってはならない」

慰安婦問題の記事を書いた元朝日新聞記者やその家族が中傷を受けていることなどについて、上川陽子法相は11日の参院法務委員会で「人権侵害はあってはいけない大きな問題。そのままで置いてはいけないという思いだ」と話した。 
ヘイトスピーチなどの問題を取り上げた有田芳生参院議員(民主党)の質問に答えたもの。
 有田氏は、元朝日新聞記者の長女が写真と実名入りでネットにさらされた事例のほか、在日朝鮮人の女性がツイッターで自身の妊娠を発信したところ、「産むな」という趣旨の攻撃を受けたことを紹介した上で、上川法相に見解を求めた。
 また、上川法相はヘイトスピーチへの対応について「法務省の機関や他省庁との連携も含めて、実態の把握にしっかり取り組んでいくよう指示した」とも述べた。