2014年11月15日土曜日

北星学園大学で全教職員公聴会(11/14)

元記者雇用めぐり大学が公聴会(NHK NEWS)
11月15日 07時59分

朝日新聞の元記者を非常勤講師として雇用している札幌市の大学が、講師を辞めさせるよう脅迫された事件をめぐり、学長が示した来年度は元記者を雇用しない考えについて14日夜、教職員の意見を聴く公聴会が開かれました。
この事件は、いわゆる従軍慰安婦の問題の取材に関わった朝日新聞の元記者を非常勤講師として雇用している札幌市の北星学園大学に、「辞めさせなければ学生に危害を加える」とする脅迫文が届くなどしたものです。
田村信一学長が来年度は元記者を雇用しない考えを明らかにしたことを受け、14日夜、大学側が200人以上いる教職員を対象に直接意見を聴く公聴会を開きました。
出席者によりますと、公聴会にはおよそ100人が参加し、「脅迫に屈して雇用を打ち切るのは大学の自治の放棄になる」など雇用を継続すべきという意見が相次いだということです。
公聴会のあと田村学長はNHKの取材に対し「いろいろな意見を聞き総合的に判断したい」と述べたうえで、来月初めまでに最終判断する考えを示しました。